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2022.05.24(火) 担当:髙橋 昭広建築のプロが伝授
今回は「湿気対策リフォーム」
について嶋澤啓工務店 一級建築士 髙橋より
お伝えしたいと思います。
リフォームで出来る対策として
1 換気
2 調湿(湿度のコントロール)
が考えられます。
まず、湿った空気を屋外に排出して
新鮮な空気を取り入れることが必要になります。
みなさんも耳にしたことがあるかと思いますが、
24時間換気がいまや住宅には義務付けられています。
概ね2000年以降の築物件は対応していると思われます。
これは住宅の高気密化に伴い、
一酸化酸素中毒防止のため制定されたものです。
常に緩やかに排気をして
緩やかに新鮮な空気を取り入れるものです。
2時間に1回
すべての室内空気が入れ替わります。
リフォームというより、暮らし方の工夫かもしれませんが
次にあげる3点をオススメします。
室内の空気をよどませないという点がポイントです。
特に③給気・排気の通り道をつくるが
わかりづらいかと思いますので
補足説明をさせていただきます。
例えば浴室の換気ですが、
窓を開けて換気扇を回す人も多いのではないでしょうか。
そうすると空気の通り道はどうなるか?
窓が給気口になり、天井の換気扇から排気されてしまい、
実は浴室全体の換気には実はなっていません。
そこで窓を閉め、ドアから給気するイメージをもって頂くと
洗面所の湿気を帯びた空気も一緒に排気することになり、
さらには家全体の換気促進になります。
この時期、悩ましいのが室内の洗濯物からの
湿気かと思います。
上記のような暮らし方の工夫も大切ですが、
浴室を乾燥室に変える乾燥換気扇の設置も有効な対策です。
この設備は換気はもちろんの事、乾燥機能、
そして冬場の暖房機能なども
付加している商品がほとんどです。
費用はおおよそ15万円程度。
洗濯物の多いご家庭はこの機会に
ご検討されることをオススメ致します。
また、室内物干しの設置も
比較的安価なリフォーム工事です。
使わない時は取り外すことができ
室内の美観を損ねません。
税込3万円程度から設置可能です。
Vol.2では 2 調湿(湿度のコントロール)
についてお伝えさせていただきます。
次回更新をお楽しみに!
追記 7/28記事更新しました
2 調湿(湿度のコントロール)
つづきはこちらから⇩
https://shimazawa.co.jp/news/details_4405.html
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